当社のデジタル技術の活用及びDX推進の取組状況

2023/04/01

当社のデジタル技術の活用及びDX推進の取組状況

1. 経営の方向性及びデジタル技術などの活用の方向性

当社のビルメンテナンス事業において、デジタル技術の活用は非常に重要と考えています。
ビルメンテナンス事業は、競争が激しいため品質がおろそかにされがちです。
厚生労働省は、令和3年に「ビルメンテナンス業務に係る発注関連事務の運用に関するガイドライン」を改訂し品質の維持・向上を事業者に促しています。
ビルメンテナンス事業の品質維持・向上において、もっとも重要なポイントが点検(インスペクション)ですがどうしても手作業に頼り、非効率になってしまいます。
当社は自社開発したインスペクション管理システムをすでに稼働させ、業務効率化を実現しています。現場でのインスペクションの結果をその場でタブレット端末に入力し、本社のデータベースで集計します。
さらにインスペクション結果をは即座に現場へフィードバックするとともにお客様へご報告しています。
当社はデータに基づいた品質管理を向上させ、お客様との信頼関係をますます強固にしていくことを重要な経営方針と定めました。

 

2. 経営及びデジタル技術等の活用の具体的な方策

デジタル技術の進化とDXの社会的な趨勢は、今後ますます加速すると考えられます。
この数年で、業務システムにおいて重要なサーバのクラウド化やネットワーク技術の進化、さらにはモバイル端末の高性能化が進んでいます。
一方で業務システムを狙ったサイバー攻撃もますます深刻化しています。攻撃の手口も巧妙化しており、それらに対する対策も十分行う必要があります。
当社は、進化する技術を積極的に取り組むとともにサイバー攻撃に対する対策も十分に行うよう、日々改善を進めています。

 

3. 戦略を効果的に進めるための体制

デジタル技術の活用、DX推進については、企業トップが改革意識をもって進める必要があります。そのため、私自らがデジタル活用の旗振り役となり、全社的なDX推進を行います。
また戦略の実行部署として経営情報部を設置し、専任のSEを配置しております。
これらの体制により、全社一丸となって、デジタル戦略の攻めと守りを行います。

今後ますます社会が多様化しお客様のご要望もより広がる中、きめ細かいサービスとそれを実現するためのデジタル戦略及びDX推進により社会に貢献してまいります。

令和5年4月1日
代表取締役 大竹清治